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ナムジャイブログ

2010年09月22日

金欠気味の我が家。

 実は昨日、このタイトルで記事を更新しようとしていたら、何を血迷ったか、記事の半分くらいまで書いたところで、このナムジャイの記事投稿中のウインドウを閉じてしまいました。

 一瞬、いつものごとく目の前が真っ白になりましたが、最近では停電でもこういう事になることが多く、「こういうときは、神様(私は基本的に無宗教ですが・・。)が、この記事は書いてはいけない・・という暗示かも知れない」と勝手に納得して、その後記事を再投稿することは止めました。


 でも、今日こそは、少し書きかたを変えて昨日の記事を書いてみようと思います。


 とはいいつつ、大した内容でもないのですが・・・。

 

 このところ、カオパンサーで雨季に伴う農閑期の影響で、我が家の商売は、つい数ヶ月前の異常な好景気がまるで夢であったかのように、売り上げが伸び悩んでいます。(「子供に学ぶタイ語」『コーハイ・ルワイルワイ』 http://lawan.namjai.cc/e23864.html参照)

 それなのに、この時期に、隣町で地元のコンビニを経営している主人の友人が、仕入れ資金が不足しているから、地元の金融業から借り入れようとしたのを、大の友達思いの主人が、

「オレの借りている、予備資金の口座から借りれば、その金融業から借りるよりもずっと利息が安くなる。月一回の利息だけ払ってくれればいいから。」
と、安い利息の資金借り入れを提案し、我が家のいざと言うときのために借りてある、予備資金の半分以上を貸すことになりました。

 しかも、昨年からコラートに買った土地に、良質の材木をふんだんに使った豪邸を建てている長兄が、昨年末から、今まで、45万バーツの金額を我が家の預金から借りていっています。
そして、この長兄は公務員なのですが、銀行からのマイホームローンのような融資の許可がなかなか降りないので、いつになったら返してくれるのか分かりません。


 それに、これも数ヶ月前から始まったのですが、刑務所に勤務する夫を持つ、主人の高校時代の同級生の女性が、その刑務所で物々交換のために流通しているタバコを買い取ってバイヤーをはじめ、うちの主人にこちらでさばいて欲しいと、協力を要請して来たのですが、これももちろん友達思いの主人の事、一も二もなく快諾し、我が家のリビングは週一回くらい送られてくるタバコ販売の中継所となったのです。

 まあ、あのタイのタバコのホラー映画を思わせる、見るに耐えない包装紙の絵柄は見慣れたのでそれはともかくとして、リビングに漂うその臭いは、煙は立たないものの、健康を害しそうでとてもはた迷惑なものです。
でも、それを言うと、友達思いの主人の逆鱗に触れることが予想されるので、主人のいないところで、子供たちと陰口を言っています。

 しかし問題は、その我が家の生活環境の悪化ではなく、そのタバコ販売が主人に与えるストレスだと思います。

 何度も書くようですが、友達思いの主人は、友達の頼みなので、何でも言うことを聞いてしまい、例えば、タバコの運搬方法が、タイ人が良く利用する、バンコクのバスターミナルから出る定期長距離バスに預けて・・という方法なのですが、相手の友人は夜、7,8時くらいにモーチット(バンコクのイサーン&北部行きのバスターミナル)を出る便に依頼するので、こちらに荷物が到着するのは、何と夜中の午前3時になってしまいます。
この時間に主人はわざわざ電話でたたき起こされて、シャッターを開け、家の前に停車するバスから荷物のタバコを受けとらなければなりません。
 多分、普通なら一番熟睡している時間に起こされても、ちょっと嬉しそうに私に愚痴るだけで、それを毎週のように続けられるのは主人の並みならぬ「友達命」の精神なのでしょう。

 友人の前では愚痴も言わず、そんなに大切にして尽くしているならば、老後の面倒はその友人に見てもらえば・・と密かに思う私です。

 それに、子供がたまに買い物や遊びに行きたいなどと言うと、ガソリン代が勿体無いから・・とか言うのに、この友人のためなら、時間もガソリン代も気にならないらしいです。

 あ~、何だか本格的に愚痴モードに入ってきましたね。

 では、本題に戻って・・・。

 我が家の金欠の原因は、最初に書いた、コンビニ社長の友人の借金、豪邸建設の長兄の借金のほかに、このタバコビジネスにもあるのです。

 この友人は、タバコを送ってくると、次の購入資金が必要だからと、すぐに主人からのタバコ代の振込みを依頼します。

 このタバコの販売先は売り手を見つけるまでは、主人も胃が痛くなるくらい、困っていました。
もともと、我が家は雑貨屋ではなく自動車部品屋なので、タバコを販売する店と親しいわけでもなく、この町の出身でもない主人は、苦手な営業を繰り返して、何とか、今は2,3軒の固定客を見つけたのです。
しかし、タバコが届いたからと言って、その客がすぐに買うとも限りません。
 そのため、その友人に振り込むタバコ代は、主人が(というか我が家が)立て替えて先払いしなければならないことになっています。

 というわけで、ただでさえ、カオパンサーの閑古鳥が鳴いている我が家の家計をさらに圧迫するような、主人の友人や兄弟の事情・・・。

 これからの我が家はどうなってしまうのでしょうか?

 しかし、物事をあまり考え込まないのがタイ人の長所(?)か、こんな状況であるにも関わらず、主人は10月の学校休みに例の友人たちと家族ぐるみで行く、海への旅行の宿泊施設の予約に半額の7,500バーツも払ってきてしまいました。
まあ、これが主人の生き甲斐みたいなものらしいので、構わないのですが・・。

 私は、できることなら一人で留守番でもして、店を営業していたい気分です。
この不景気に、2,3日も休業して、遊びに行くなんて・・・。少しでも売り上げが期待できるのに、勿体無い・・と思ってしまいます。
 でも、本当のところ、行きたくない原因は、主人の何人かの友達やその家族と一緒に・・・というところにあるのかも知れません。
どうせ行くなら家族だけで行きたいと思ってしまう私は、それが「一般的な日本的思考」なのか、それとも私の育ってきた実家の「家族旅行は家族水入らず」という経験から来ているのかはわかりませんが・・・。


 こういうことを考えていると、悪循環の思考にハマってしまい、客の言動や、ツケの伝票の経過年数などを見てさらに気が重くなるのですが、とりあえず、今のところ家族揃って何とか生活できているので、そこのところを「主人がいるからこそ、生活できているのだ」と、一応感謝しておいて、残りの気分の落ち込みは、夜のわずかな「自分だけの時間」を満喫することで、解消するしかないようです。
 



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Posted by バットニャオ at 02:10│Comments(11)愚痴
この記事へのコメント
お金のことって、結構深い恨みをもたらしますよね…。

しかし、友人思いのご主人というのがすばらしいです。うちはあんまり人付き合いできないほうなので、こういうことがあんまりないのですよ。
使うのは本人が自分が「やる!」と思った中途半ぱなビジネスにどんどんつぎ込むばかりで…。しかし、そのことに、こちらが「やめればいいのに」と思うぐらい、体力をつかって疲れているのは、ご主人と似ている部分もあります。

ご主人もお金使っているのはわかっているけど、毎日バットニャオさんのおかげでなんとなく回っているので、気づかないフリというところでしょうか…。

最後になりますが、私も旅行行くなら家族だけのほうがいいなあ。友人の家族と一緒って、話はいい感じですが、気を使いすぎて疲れそう…。食事行くぐらいが限界ですね。
Posted by NAPPY at 2010年09月22日 07:46
ご主人の「友達思い」。なんともすばらしいことではありませんか。
でもチョッと待ってください。
家族があって、家庭生活が安定していて、その上での「友達」付き合いでは。
私はそう思います。

しかし、家の事業資金まで回してしまうとは、なんとも素晴らしい友達思い。

(嘘も方便で)「断る勇気」も時には必要ではないかと思います。

借りる時は「恵比須顔」。返す時は「閻魔様」。
Posted by 阿羅漢 at 2010年09月22日 12:41
★ 同情なんてしませんよ。

同情するなら金をくれと言われたら困りますので。

徹底的に反抗すればいいし、病気でも放って置けばいいのですよ。

いつも自分勝手なんですから、好きなようにさせれば。

タイ人女性はだから切れているじゃないですか。
Posted by ピヤポン at 2010年09月23日 12:05
友達思いとお金の貸し借りは別だと思います。

もし本当に困ってるのを助ける為にお金を貸すのであれば

返済は最初から諦めましょう。でないと亀裂がそこから始まります。

身近でも友人の車購入の保証人になって、そいつはそのままトンズラ

後はそこの娘の給料から形の無い車のローンを払ってる人がいます。

でもそこの夫婦は仕方が無いわ、、ハハハ。に近い感じ。

この夫婦共良い人なんですが、結構貧乏してるのですよ。

旦那の兄弟が借金出来ない状態だったら、自分が借金して兄弟に渡して

結局はその利子分さえ払わない始末。

それでも仕方無いわあいつとこ貧乏だからだって。

だいたい借金をしに来て断ってもそいつは絶対普段どうりに生活してるのが常。

借金申し込んで借りれたら「やった!!」という感じでそのまま知らん顔が常。

こういうの沢山見てきたのでこれと同じ事があちこちで起きている。

断れない人が狙われる。これはタイだけではないようですが。

断れない性格の人にうるさく説教しても変わる事ないでしょうから

なんとかお金に対して奥さん側の許可がでないと出せない様に出来ないでしょうか?

他人事ながら心配ですね。 がんばってください。

決してギャーギャー言わないで静かに進めましょう。

追伸 タバコの販売には許可とか何かないとダメなのでは??
それってお金以外にヤバイのでは??
Posted by s at 2010年09月23日 20:33
↑この投稿は私です。なぜか名前が「s」だけに、、
Posted by suzuka at 2010年09月23日 20:35
「友達思い」のご主人って私の悪友とそっくりの性格で、お話を聞けば聞くほどうなずいてしまいました。
要するにエエカッコしいなのかな。
自分はガソリン代までケチっても、「男が、人の頼みを断わるなんて」と言います。
日本人にこの感覚はついていけないけど、話をしても聞いてくれないしって感じです。
たばこのお手伝いもまだまだ続きそうで、ストレスたまらないようになさってくださ~い!
Posted by チャンドラ at 2010年09月23日 22:59
なんていうか・・・貸すにしては大きい金額ですよね。
うちも、友達他でだいぶ踏み倒されましたが、今は関係を絶っています。
お金貸してってくるのは、友達じゃないということも、徹底的に教育しました。
それこそ、泣き落としから恫喝まで。
でも、親戚はきついですね。タイ人は年上の頼みは、断れないみたいだし。
演技でもいいから、だんなさんに苦労を切々と訴えてみては!? 
Posted by ぷんぷく at 2010年09月25日 23:59
NAPPYさん、こんばんは!
本当に、うちは「友達思い」すぎで、「だったら、友達と結婚すれば?」と心の中で嫌味を言ってしまいます。
でも、付き合いもほどほどにして欲しいとも思う反面、お陰で主人の外出・外泊が増え、私や子供が伸び伸びとできるのも事実ですが・・。

子供たちには楽しみでしょうが、私個人としては、家族旅行は止めて、主人は友達と、私は子供と水入らず・・に出来たら最高なのですが。


阿羅漢さん、こんばんは!
そうですね。友達思いもほどほどに・・・という感じです。
でも、主人に断る勇気があったら、店のツケもこんなに膨らんでいないと思います。
外面がいいので、無理なようです。


ピヤポンさん、こんばんは!
「同情するなら・・」って、この前うわんさんのとこの「死語の世界」にありましたね。懐かしくて感動してしまいました。
そうそう、ピヤポンさんもだいぶ切れられているのでしょうか、言葉にリアリティが溢れてます。向こうが切れるのならまだいいのですが、切られないように気をつけて・・。


すみません・・・カミナリがひどくなってきたので、停電の心配があります。
今夜はここでコメント打ち切りますね。
また、後日に・・。
Posted by バットニャオ at 2010年09月27日 01:08
後半のコメントのみなさま、遅くなりました。

suzukaさん、こんばんは!
はじめまして、NAPPYさんのところでいつもコメントされている方ですよね?
ご心配頂きありがとうございます。
うちは断れないのもそうなのですが、その友達には自分から助け舟を提案したくらいなので、主人の考えに意見すると家庭が崩壊しかねないので、主人が自分で痛い目に遭ったら、そこで自分で気がつくでしょう・・・くらいに構えています。
もちろん、子供が食べる物にも困るくらいになったら話は別、離婚覚悟でも話し合いますが、今は、店が困れば主人が自分で金策に走るので、客観視している状況です。
タバコの販売の件は、もちろん役所がうるさいので、許可は最初から取りに行きました。今は許可証持ちで、販売してますし、タバコの方も偽物とかも出回っているのですが、我が家のは、役所で検査してもらい、お墨付きなので安心です。


チャンドラさん、こんばんは!
そうですね、断れない、外面がいい・・というところは似ているかも知れませんね。
ただ、うちは金がなければ買わない(基本的に無理なローンとかしない)、他の店にツケも基本的にはしない、したらすぐに払いに行く・・という性格なので、そこはお友達とは違うところでしょうか。
うちの主人がチャンドラさんのお友達だったら、まず借金はしていないでしょうね。


ぷんぷくさん、こんばんは!
ランキング一位おめでとうございます。
我が家も「借金をするよう人は、返せるあてがないから借金をするのだ・・」ということを学びました。
それでも、「来週には返すから・・」とか、「来月には作物を収穫するから、返す・・」などという返金予定のことばに説得されて、断れない主人です。
最初から、借金の形に家や土地の登記簿とか、金のネックレスとか、最悪返せなければ現金化できるものを取ればいいのですが、外面がいいのでそれが出来ない主人です。
そして、借金の収集がつかないと分かると、「ああいう奴は、ろくな人生を送らない・・」と一言・・がいつものパターン。
私は、「ああいう奴」がどんな人生を送ろうと構わないから、貸した金だけは返して欲しい・・と心の中で叫んでいます。
Posted by バットニャオ at 2010年10月02日 03:25
はじめまして。日本だと 友達からお金借りたら、友達なくす、とか言いますよね。でもこっちの人は友人からお金かりることとか、踏み倒すこととか日常茶飯事でびっくりします。 借りるのも普通だけど、痛い目にあってもまだ貸したりしますよね。 それがナムチャイなのか・・・ とにかく???なことが多いです。私も15年以上タイにいるのですが、まだわからないことだらけ。
Posted by MIMI at 2011年06月17日 00:45
なんで、アホな男と結婚したの?
もう手遅れだけど。
どこが良かったの?
人はよさそうだけどほんまにアホやな。
Posted by mesai at 2013年01月09日 18:02
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