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ナムジャイブログ

2013年10月23日

4年ぶりの帰国〜最終回〜

 毎度毎度のことながら、相変わらずのマイペース更新で、もはや月に一度のペースになってしまいました。 

 4月に帰国した際の旅行記が、こうしてもう半年以上経って書き続けているのも、思えばおかしな話です。

 と言う訳ですので、話が纏まるかどうかは別として、今回でこの帰国記も終わりにしたいと思いますので、掻い摘んだ話になるかも知れません。


 さて、今回の帰国中の生活は、ほぼ週末に何らかの用事で遠出が入っていたりした以外は、本当に平凡な実家での滞在生活を過ごしました。

 普段出掛けるところと言えば、地元のスーパーに夕飯の買い物くらいで、特に遠出の旅行なども考えていなかったのですが、やはり久々の異国からの甥姪たちの来日に、だいぶ気を遣ってくれていた弟が、週末に外食に連れ出してくれたり、ゴールデンウィーク頃には、小旅行を計画してくれました。

 我が家は埼玉県なので、そこから無理なく行ける場所でなどと色々考えましたが、4年前に存命中の父と一緒に行った最後の旅行先だった那須高原には、子供たちの思い出があったので、そこにまず予約を入れました。

 それから、割と旅行に詳しい弟に相談して、温泉も近くにあり、子供たちも興味のある「サムライ」「ニンジャ」がいると言う、「日光江戸村」がいいと言う事になり、それを廻る2泊3日の旅行に行って来ました。

 まず、一日目の那須高原では、ペンションに泊まりましたが、そこで一番に印象的だったのが、夕食のコース料理に出た「那須牛のステーキ」だったようです。
 もともと半熟とか、肉で言えばレアのような半生状態が大好きな次男は、表面が焼かれ、中から血が滴るような牛肉に目を輝かせて食べていました。

 タイでも、コイと言う、半生状のラープなどを食べる人もいますが、お腹を壊す事も多いので、とても勧められません。
 生卵もタイでは食べる気にならないので、これは今回の滞在で、刺身に並んでのごちそうだったようです。

 そして、翌朝は早朝からペンション付近の牧場に寄り、その足で今回の旅行の目的地の一つ「那須ハイランドパーク」に行って、昼過ぎまで思う存分タイでは楽しめない遊園地に興じました。
 こちらで乗れるのは、せいぜい村祭りに来る、移動遊園地の手作りジェットコースターとか、手回しの観覧車がいいところ、日本の遊園地の乗り物とは比べ物になりません。


 その後、名残惜しみながらも遊園地を後にして、一路日光へ…。

 夕方には、予約していた旅館に到着。
久々の日光温泉街の旅館での出迎えに、やはり日本文化の良さを感じました。

 温泉旅館では、ゆっくり広々とした大浴場でくつろぎ、以前は恥ずかしがっていた長男長女も、今回はかなり乗り気で温泉に入っていました。

 温泉には付き物の、ゲームセンターの懐かし目のゲームも、タイから来た子供たちには新鮮だったようで、ミックなどは何度も挑戦していました。 

 
 さて、開けて最終日の3日目。

 いよいよ、待ちに待った「日光江戸村」(正式名は『江戸ワンダーランド日光江戸村』)に突入です。

 チケットを買って関所のような門をくぐって入ると、神社の参道のような道が続いていました。
 そして、その途中にサムライの格好をした人形が立っていたと思って、子供たちが珍しそうに見ながら通り過ぎようとしたその時…。

 なんと蝋人形かと思っていたそのサムライは、生身の人間でした。
ここから、もう子供たちも大喜びでしたが、途中のニャンマゲ像も同じぬいぐるみが実家にあったので、これも大受け。

 その後のアトラクションの忍者屋敷でのアクション芝居などにも、度肝を抜かれるくらい興奮していました。

 そして、TVの中のサムライドラマでしか見た事がない、サムライやニンジャがあちらこちらにいるので、本当に楽しかったようです。

 日本の子供にも受けるでしょうが、外国から来た人にはここはすごくオススメスポットだと思います。

 そして驚いたのが、さすがは「EDO WONDERLAND」と言うだけあって、国際色豊かな観光客に合わせて、パンフレットも英語はもちろん、中国語、韓国語などの主要な外国語に加え、タイ語版まであったのには驚かされました。

 ここには、タイ人もかなり来るのだと言う事が分かりました。
お陰で、我が家の子供たちもアトラクションの内容の説明がよく分かったようです。
まあ、説明無しでも楽しめたとは思いますが…。

 
 ここでも、昼過ぎまで過ごしましたが、今回一人で運転をしてくれている弟が、翌日から仕事だったので、そこそこに切り上げて、楽しかった日光を後にしました。 

 

 と言う訳で、この那須日光旅行記で、今回の日本帰国記を締めたいと思います。
まだまだ、細かい事を書けばキリがないのですが、本当に夢のような毎日でした。

 タイに帰って来た時には、自分がサラブリーのロータスのフードコートで夕食を食べているのが信じられない…、半分夢見心地でした。
 周囲にいるタイ人たちが、異次元の人間のような錯覚を覚えました。

 それも、もう半年近く前の事…。
 
 今では、すっかりまたイサーンに埋没している自分がいます。

 朝起きて店を開け、一日中地元の客相手に、時には憤りながら、また時には淡々と商売する日々…。

 朝起きて、働いて、少し自分の時間を楽しんで、寝る…その繰り返しの日常。


 そんな、イサーンの平凡な生活には、もうこれ以上何も書く事もないような気がして来た…今日この頃です。


Posted by バットニャオ at 23:16│Comments(10)
この記事へのコメント
初めてコメントします。
心に響く…と言うか、書き方がとても好きです。
平凡な日常?でバットニャオさんが感じた事をこれからも書いて頂けたら嬉しいです。
仕事もあり難しいかもしれませんが、また日本に帰る機会があると良いですね。
Posted by R at 2013年10月24日 00:09
今回の行楽演出・実行、弟さんのおかげですね、良い弟御さん、叔父御もたれて良かったですね。私も時々、ふっと気がついたら日本に居る、ふっと気がついたらタイに居ると思うことがあります。
日常は全てありふれた出来事の積みかさねです、毎日、エッ、アッでは疲れてしまいます。
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」 高杉晋作の言葉 です。
Posted by カラシン at 2013年10月24日 10:44
心の動きを、力むことなく、清潔感あふれる筆致で描いておられ、また、弟様の温かいお心づかい、それに素直に反応するお子達のお姿が目に浮かぶようであり、感動しました。

それから、結びの「そんな、イサーンの平凡な生活には、もうこれ以上何も書く事もないような気がして来た…今日この頃です。」には、知らず、熱いものがこみ上げてきました。
Posted by P-tak at 2013年10月24日 11:54
はじめまして。いつも読んで勉強させていただいています。
昨年までタイに家族で3年間住んでいました。タイといってもバンコクで、イサーンとはだいぶ違いますね。夏休みに久しぶりに遊びに行ったバンコクには、さらに日本から企業の進出が増えていたり、パラゴンにはキッザニアまでできていてビックリしました。日本のキッザニアとは全く違い、予約は要らないし、すいているし、子供達は大喜びでした。
私が住み始めた数年前のバンコクと今のバンコクではいろいろな面で大きく変わっているような気がします。表面上は。
でもローカルの街並は昭和の日本を感じられる場所がそこここにあり、私はふっと懐かしさに心を奪われる幸福感を何度も味わうことができました。今も時々無性に行ってみたい衝動にかられます。
イサーンはなかなか縁がなく、一度入り口に行っただけですが、バットニャオさんのお住まいはどの辺りなのでしょうか。
できましたら、バットニャオさんの平凡な日常は、私には刺激的に感じる事が多々あります。今後もブログを続けていただければ、と願っています。
Posted by てら at 2013年10月24日 23:26
ご心情、お察しします。
僕もバンコクに住んで13年になります。
同時に始めたホームページの日記に始まり、今ではブログになっていますが、正直同じ悩みですね。
書く価値のある事が見出せないのです。
自分の会社をやっていますが、いつも仕事があるわけじゃないですし、収入もそんなにないので旅行ばかり行ってる訳にも行かないし。
何の変化もない毎日の事なんてこれまでに散々書いているし、だから何?って気になってしまうんですよね。
ですのでブログも毎日更新していたものが、最近では月に数回になってしまってます。
まぁ、何か特別気になったことがあれば書けばいいのではと思いますよ。
ブログが義務になってしまうととても辛いですもんね。
たまにはお子さんに何か文章書かせてそれを転載してもおもしろいのではないでしょうか?
Posted by BKK at 2013年10月25日 09:52
★ そろそろフェラーリが納車される頃ですか?ww

ジャイダム軍東北方面部隊司令官にはまだまだ活躍を期待しています。

私もなかなか厳しい生活でも前向きに進んでいます。

また次回日本へ行けるまで楽しみを持って進みましょう。
Posted by 隠密老人 at 2013年10月25日 21:35
せっかくだから、日本の学校で短期留学を経験してもらいたかったですね。
特に、年齢的に行けそうな二男君と末っ子君には。
お母さんの感覚に近い人たちと身近に接することができます。
それも大量に。 きっと、心に深く刻み込むことでしょう。
まだまだチャンスはありますね。祖父母が元気なうちです。
Posted by muga at 2013年11月02日 23:51
Rさん、こんにちは!
珍しく昼間からのコメントの返信です。

励ましのコメントありがとうございました。
もう、このまま消え入りそうな状態だったので、皆さんの温かいコメントに励まされました。
Posted by バットニャオ at 2013年11月07日 15:08
コメントを下さった皆様へ。
相変わらず、返事が遅れてすみません。

カラシンさん、こんばんは!
 本当に、私と違って、出来た弟に感謝しても仕切れない、毎日です。
平凡な毎日が幸せだと、私もよく思うのですが、時として忘れてしまうことも…。
高杉晋作の言葉、心に染み入ります。
彼の言葉には、いい言葉が多いですよね。

P-takさん、こんばんは!
 日本滞在の折には、お気遣い頂き本当にありがとうございました。
御陰さまで、この日本帰国記も何とか収拾がつきました。
この先、どうなるのか…、まだはっきりとは分かりませんが、 P-takさんのご健勝をお祈りしています。

てらさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
 バンコクには、キッザニアまで出来ているんですか?
と、キッザニアとは、子供向けの職業体験施設みたいなものでしたでしょうか?(今回の日本観光探しの最中、検索で見たような)
とは言え、バンコクがタイだとしたら、イサーンはタイではない、イサーンなどの田舎がタイだとするなら、バンコクはタイではない…と常々感じていますが、この格差がバンコクとイサーンの違いですね。
以前、日本から来て2、3年の頃、我が家の子供たちをバンコクに連れて行った時、大きなビルを見て、「あ、日本だ!」と叫んでいたのを思い出します。

BKKさん、こんばんは!
 そうですよね。
ブログを始めた頃は、「伝えたい何か」がもう心から溢れていて、タイに対しての思いも、意見も多く、沢山伝えたいことばかりだったのですが、
最近は、無気力なのか、もう何を書いても意味がないような気になって来て…。
 別に、誰かを楽しませたいとか言う事で始めたブログではなく、自分の中で溜まっている気持ちや思考を表現する場だったので、それがなくなると、書く内容ではなく、書く気力が無くなってしまいました。

隠密老人さん、こんばんは!
 いつも、本当に温かいコメントありがとうございます。
フェラーリ(本人はランボルギーニと言っていたような…?正気に沙汰ではないですよね。新興宗教のような…。)に乗ると言う、世迷い言は何とか現実に気が付いたようです。
 それでも、すぐに新しい商売だとか、不動産投資だとか、賭博場の経営だとか…訳の分からない話が持ち上がるので油断はなりませんが、最悪の場合には、いつでも引導を渡せる準備をして置かなくては…と、私の気持ちもかなり決まってきました。

mugaさん、こんばんは!
 以前、そう言う事も考えた事がありますが、何しろ言葉がほとんど無理なのと、「お祖母ちゃんと一緒に過ごす」が目的なので、そういう計画は入れませんでした。
Posted by バットニャオ at 2013年11月16日 22:43
突然のメッセージ失礼致します。
タイの育毛剤を個人輸入代行しております株式会社momの長谷川と申します。

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Posted by 長谷川 at 2013年12月02日 16:48
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