2012年12月14日
サトウキビ畑の収穫の後に…。
最近、朝暗いうちから夜遅くまで、家の前の通りは、収穫したキャッサバ芋やサトウキビを過積載したロット•イテーンが爆音を立てて走り過ぎて行く。
日本も秋は収穫の時期、タイに秋はないのだが、何となく季節が重なるように感じるようになったのは、もう何年も前からのことである。
もちろん、米の収穫もこの時期にもあり(二期作、三期作をしている所もあるが…。)、米の刈入れ車を載せたトレーラーの往来もこの時期が一番多くなる。
と、こんなところがイサーンの農業地帯の様子だが、今朝はいつも通り早朝6時半に店を開けた瞬間、何か焦げ臭い臭いが鼻を突いた。
この臭いは、どこかで覚えがあるな…と思いつつ、店の周りを見渡したのだが、見渡せる限りの範囲では、どこからも煙の上がる様子も見えなかった。
そのうち、この臭いは「クラッチディスクの摩擦で焦げた臭い」に似ているな…と気が付いたのだが、どこにもそういう物が見当たらなかった。
その後夕方になって、風の向きなのか、またもあの「焦げた臭い」が漂って来た。
すると、出掛けようとして車の準備をしていた主人が言った。
「ああ!やっぱり、どこかでサトウキビ畑を焼いているんだよ。ほらっ。」
主人の指差す車のフロントガラスには、確かに風に乗って飛んで来たと思われる、煤がところどころに乗っていた。
しかし、私が「でも、サトウキビ畑だとは思わなかったよ。だって、焦げた車のクラッチディスクみたいな臭いじゃない?」と言うと、
「そうだな、どうせ古タイヤに火をつけて燃やしているんだろう。だから、そういう臭いがするんだよ。」と言う。
その後も家に入って、「何で古タイヤを使って燃やさなければならないのか?」について考えていた。
主人たちタイ人が言うには、その方が燃えがいいから…と言うのだ。
燃えがいいって、それだからって古タイヤを使うなんて…。
日本だったら違法だろうな…、だって家の裏でゴミを燃やすだけだって、近所に迷惑が掛かるから燃やしてはいけない…なんて母が言っていたし。
環境問題に厳しい日本では、悪臭やダイオキシン発生などで問題になると聞いた事がある。
しかし、ここはタイ。
そういう細かい事は気にしないのが、タイ好きの皆さんの合い言葉「マイペンライ」。
でも、タイ好きではなくなっている私は考えてしまう。
いくら、日本や他の先進国で、環境問題について話し合い、規制などの合意をしようが、それ以上に多くの国が完全に無関心、あるいは一部の有識者だけで認識していても、ほとんどの住民にはその意識はない…という状況。
よく日本で取り組まれているエコ活動も、同じ船に乗っているその他の大多数の国々の協力があり得ないのでは、意味があるのだろうか?
今朝のサトウキビの焼き畑に、そんな思いに駆られた一日の終わりだった…。
裏ブログ?
イサーンで暮らす我が家の子供たちとの生活に重点を置いた、姉妹ブログ 『子供に学ぶタイ語』 http://lawan.namjai.cc/ も併せてお楽しみください。
より深い、タイ人、イサーンへの理解を願って・・・・ランキングに参加しています。
日本も秋は収穫の時期、タイに秋はないのだが、何となく季節が重なるように感じるようになったのは、もう何年も前からのことである。
もちろん、米の収穫もこの時期にもあり(二期作、三期作をしている所もあるが…。)、米の刈入れ車を載せたトレーラーの往来もこの時期が一番多くなる。
と、こんなところがイサーンの農業地帯の様子だが、今朝はいつも通り早朝6時半に店を開けた瞬間、何か焦げ臭い臭いが鼻を突いた。
この臭いは、どこかで覚えがあるな…と思いつつ、店の周りを見渡したのだが、見渡せる限りの範囲では、どこからも煙の上がる様子も見えなかった。
そのうち、この臭いは「クラッチディスクの摩擦で焦げた臭い」に似ているな…と気が付いたのだが、どこにもそういう物が見当たらなかった。
その後夕方になって、風の向きなのか、またもあの「焦げた臭い」が漂って来た。
すると、出掛けようとして車の準備をしていた主人が言った。
「ああ!やっぱり、どこかでサトウキビ畑を焼いているんだよ。ほらっ。」
主人の指差す車のフロントガラスには、確かに風に乗って飛んで来たと思われる、煤がところどころに乗っていた。
しかし、私が「でも、サトウキビ畑だとは思わなかったよ。だって、焦げた車のクラッチディスクみたいな臭いじゃない?」と言うと、
「そうだな、どうせ古タイヤに火をつけて燃やしているんだろう。だから、そういう臭いがするんだよ。」と言う。
その後も家に入って、「何で古タイヤを使って燃やさなければならないのか?」について考えていた。
主人たちタイ人が言うには、その方が燃えがいいから…と言うのだ。
燃えがいいって、それだからって古タイヤを使うなんて…。
日本だったら違法だろうな…、だって家の裏でゴミを燃やすだけだって、近所に迷惑が掛かるから燃やしてはいけない…なんて母が言っていたし。
環境問題に厳しい日本では、悪臭やダイオキシン発生などで問題になると聞いた事がある。
しかし、ここはタイ。
そういう細かい事は気にしないのが、タイ好きの皆さんの合い言葉「マイペンライ」。
でも、タイ好きではなくなっている私は考えてしまう。
いくら、日本や他の先進国で、環境問題について話し合い、規制などの合意をしようが、それ以上に多くの国が完全に無関心、あるいは一部の有識者だけで認識していても、ほとんどの住民にはその意識はない…という状況。
よく日本で取り組まれているエコ活動も、同じ船に乗っているその他の大多数の国々の協力があり得ないのでは、意味があるのだろうか?
今朝のサトウキビの焼き畑に、そんな思いに駆られた一日の終わりだった…。
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